非エンジニア会社員がExcel VBAから始めるプログラミング学習
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「プログラミングを学んだ方がいいのは分かるけれど、何から始めればいいか分からない」という文系の会社員は多いと思います。運営者自身はExcel VBA Basicの資格を保有しており、非エンジニアの会社員が最初に触れるプログラミングとして、なぜExcel VBAが選択肢になりやすいのかを整理します。
非エンジニアがプログラミングを学ぶ意味
- 問題解決能力:プログラミングの学習を通じて、論理的に物事を分解して考える力が身につくとされる
- 業務効率化:繰り返し作業をプログラムで自動化することで、時間を節約できる
- テクノロジーの理解:業務や生活の課題を、テクノロジーでどう解決できるかを考える視点が身につく
なぜExcel VBAが選択肢になりやすいか
Python・Java・JavaScriptなど、プログラミング言語には様々な種類がありますが、非エンジニアの会社員が最初に触れる言語としては、普段の業務で使っているExcelを拡張できるExcel VBA(Visual Basic for Applications)が現実的な選択肢の一つです。運営者自身、Excel VBA Basicの資格を取得しており、既に使い慣れたExcelの操作から発展させられる点が、学習のハードルを下げてくれると感じています。
Excel VBAでできること
- 定型的な集計・転記作業の自動化
- 特定の条件に応じたデータの抽出・整理
- 複数シート・複数ファイルにまたがる処理の一括実行
- Word・Outlook・PowerPointなど他のOfficeアプリとの連携
学び始める前に考えておきたいこと
- 自分の業務の中で、時間がかかっている繰り返し作業は何かを洗い出す
- いきなり複雑な処理を目指さず、簡単な自動化から始める
- エラーが出ても、少しずつ原因を切り分けて解決する姿勢を持つ
Excel VBA以外の選択肢を検討する場合
業務効率化がある程度進んだあとで、より高度なデータ分析や自動化に興味を持った場合は、Pythonなど他の言語に発展させていく道もあります。最初から複数の言語を並行して学ぶ必要はなく、まずは身近な業務課題を解決することから始めるのが現実的だと考えています。
VBA学習でつまずきやすいポイントと対処法
- 変数や型の概念が分からず止まる:最初は完璧に理解しようとせず、実際に動くコードを書きながら少しずつ慣れていく方が挫折しにくいと感じています
- エラーメッセージの意味が読み取れない:VBAのエラーはどの行・どの処理で発生したかを示してくれるため、エラー内容を無視せず、まず該当行を確認する習慣をつけることが遠回りに見えて近道です
- コードが長くなって全体像を見失う:処理のまとまりごとにプロシージャ(Sub)を分割し、何をする処理かコメントを残しておくと、後で自分で読み返すときにも楽になります
- 参考にしたコードがそのまま動かない:Excelのバージョンや設定(マクロのセキュリティ設定など)によって挙動が変わることがあるため、まずは自分の環境で小さく試して原因を切り分けることが基本です
学習に使えるリソース
VBAの構文や関数の正確な仕様を確認したいときは、Microsoft公式のVBAリファレンス(Microsoft Learn)が一次情報として信頼できます。それに加えて、書籍・学習サイト・YouTube解説など複数の入口があるため、いきなり分厚い教材で体系的に学ぼうとするより、まず「自分の業務で困っている作業」を1つ決めて、それを自動化する過程で必要な知識を調べながら身につける進め方の方が、継続しやすいと感じています。
VBA自動化を業務に取り入れる際に気をつけたいこと
経済産業省のDXレポートでは、特定の担当者しか把握・保守できない「属人化」した業務システムがリスクとして指摘されています。個人でExcel VBAによる自動化を作る場合も同じ構造の問題が起こり得るため、コードにコメントを残す、処理内容を簡単なドキュメントにまとめておく、可能であれば同僚にも共有しておくといった工夫をしておくと、自分が異動・退職した後も業務が止まらずに済みます。
Excel VBA学習が向いている人・向いていない人
- 向いている人:Excelでの定型作業(集計・転記・データ整理など)を日常的に行っており、その一部だけでも自動化したいという具体的な業務課題がある人
- 向いている人:エラーが出ても「なぜ動かないのか」を少しずつ切り分けて調べることを苦にしない人
- 向いていない人:普段の業務でExcelをほとんど使わない、または自動化したい繰り返し作業が特に思い当たらない人(この場合は他の言語から始めた方が学習動機を保ちやすい可能性があります)
よくある質問
Q. プログラミング未経験でもExcel VBAから始められますか。
A. 変数・条件分岐・繰り返しといった基本的な考え方はどの言語でも共通する部分が多く、普段使っているExcelの操作と結びつけながら学べる分、未経験者にとって取っ付きやすい言語の一つだと感じています。
Q. VBAを学んだ後、Pythonなど他の言語に進むべきですか。
A. 必須ではありませんが、VBAで身につけた「処理を分解して考える力」は他の言語にも応用できます。業務で扱うデータ量が増えたり、Excel単体では対応しづらい処理が増えてきたタイミングで検討すれば十分だと考えています。
Q. VBAエキスパートなどの資格は取得すべきですか。
A. 必須ではありませんが、体系的に学ぶきっかけや、学習の到達度を客観的に確認する手段としては有効だと感じています。運営者自身もExcel VBA Basicを学習の一区切りとして取得しました。
参考情報・出典
- 経済産業省「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/20180907_02.pdf)
まとめ
非エンジニアの会社員がプログラミングを学ぶ際、いきなり複数の言語を網羅的に学ぶ必要はありません。普段の業務で使うExcelを拡張できるExcel VBAから始めることで、学習のハードルを下げながら、実務に直結する形でプログラミングに触れることができます。TOEIC885点保有者が考える、社会人の英語学習の続け方も、同じように社会人になってからのスキルアップを考えるうえで参考になるかもしれません。


